MESSAGE

宮坂副知事からのメッセージ

東京は、経済、テクノロジー、気候変動、人口構造の4点で、歴史的な転換点に立っています。
経済においては、平成の30年間でITなどの資本効率性の高い産業へのシフトが進み、
現在、世界の時価総額ランキングの上位をIT企業が占めています。
また、2018年には、インターネット利用者が世界の人口の半分を超え、
都民の80%が携帯電話を所有するなど、手のひらで世界とつながる時代になりました。

こうした中、日本は、産業構造の転換に乗り遅れ、日本経済は存在感が低下しています。

私は、経済だけでなく、気候変動、人口構造の変化に対し、デジタルテクノロジーの力で課題を解決し、
我々の東京をもっと便利に、もっと楽しく、もっと美しくすることができると確信しています。
そして、東京をもっと活気づかせ、世界の都市間競争に打ち勝つための鍵を握るのも、
まさに、首都東京のデジタル化、東京のデジタルトランスフォーメーション(DX)です。

しかし、民間企業や海外諸都市と比べ、都民サービスのデジタル化や都庁内のデジタル化は、遅れているのが現状です。
今後、都では、デジタルの力で東京都のポテンシャルを引き出し、都民が質の高い生活を送ることのできる
「スマート東京」の実現に向けて、3つのアクションを展開していきます。
まず、昨年の8月に発表した「TOKYO Data Highway基本戦略」に基づき、
東京を世界最高のモバイルネットワークで覆い、「つながる東京」を作る。
そして、その上で、都民のサービスのデジタルシフトを進め、「街のDX」を進める。
また、こうしたアクションを進める東京都職員の働き方をデジタルシフトし、「都庁のDX」を進めていきます。

このためには、都庁内でデジタル戦略を担うデジタル人材の確保が不可欠です。
これまで東京のDXが進んでこなかった最大の原因は、
デジタル人材が圧倒的に不足している点につきます。
世界主要都市では、1,000人以上の規模のICT系の人材が活躍し、
都市のデジタル化を担っています。
私は、この都庁にデジタルチームを作り、良きデジタル文化を築いていきたい。

そのためには、皆さんの才能と情熱が必要です。
東京のDXは、誰も取り組んでこなかった全く新しい挑戦です。
皆さん一人ひとりが才能と情熱を解き放ち、その力が一体となることで、
高く険しい山をも乗り越えることが可能となるのです。
デジタルテクノロジーによる都市づくりで世界をリードする
「スマート東京」の構築に向けて、一緒に頑張りましょう。
皆さんはその栄えある第一期生です。

東京都副知事 宮坂 学
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