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都民のアンサング・ヒーローとしての使命を果たす。 岡野 崇裕 港湾局離島港湾部建設課 2014年入都 理工学研究科・海洋建築工学専攻

前職について

漁港・漁場整備に係る関連施設(防波堤、魚礁構造物など)の調査や設計、研究を行っていました。

入都動機・きっかけ

複数の知り合いが民間企業から都庁に転職しており、その方々に都庁の魅力を伺ったことが興味を持ったきっかけです。前職ではその仕事柄、全国各地で仕事をさせていただき、時には海外へ行く機会もあり、とても充実した仕事でした。一方で、40代を迎えるにあたり、残りの人生設計について考える分岐点でもありました。その結論として、今後は自分が暮らす東京都に貢献できる仕事をしていきたいとの判断に至りました。

今の部署の仕事について

所属する漁港設計担当では、事業化された漁港施設や海岸保全施設を具体的に整備してくための測量や設計、工事に係る設計図書の検討・作成を行っています。このうち、設計委託業務については監督業務を行い、受託者の成果物の確認や進行管理を行っています。なお、これらに係る費用は基本的に国(水産庁)からの補助金などを活用しています。したがって、その予算内示に対する事業申請や変更手続きを担当するとともに、国からの各種依頼事項や会計検査などへの対応も行っています。現場はいずれも島しょ地域のため、これらの実施にあたっては、支庁担当者との連携が必要不可欠です。要求性能を満足する現場条件に即した施設整備に、過不足なく適正な価格で予算執行していくことが私の役割です。

活かせる前職の経験・スキル

都庁の数ある業務の中で、現在担当している漁港整備事業は非常に特殊な分野です。しかし、前職は漁港・漁場整備に特化した業務を行う団体職員だったため、そこで培った知識(設計方法など)や経験(技術的判断など)が現在の業務に比較的活かせています。また、前職では有識者委員会を設置し、研究機関などと共同で進めていく業務も担当し、その成果を学会など(土木学会など)に発表していました。これらの経験(関係者間の意見調整を図りながら所要の目的を達成していくことや学術的な観点から成果を分かりやすくまとめることなど)は、発注者側の立場で業務遂行する上でも、技術系職員として求められる能力であり、非常に役立っています。

働いていて実感すること

前職では調査・設計が主体業務であったため、施設が整備されていく場面に立ち会う機会はほとんどありませんでした。しかし、現在は設計委託の監督や調査・設計・工事の設計図書を作成する立場であることから、施設整備の一連のプロセスに関わっています。その時々に下した判断が具体的な形となって残るので大変な重責を感じますが、地図に残る仕事として充実感を持って業務に取り組んでいます。私が担う小さな一歩が、都民の暮らしの向上に寄与していることを胸に刻み、社会基盤整備の側面から都民の縁の下の力持ちとして職責を果たしていきたいです。

ある1日の流れ

卒業後からの経歴

1999年
民間団体へ就職
2014年
入都
港湾局 離島港湾部 建設課 漁港設計係
漁港及び海岸保全施設の設計、関係する国庫補助の事務

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