約1,400万人の都民を抱え、令和3年度当初予算額は7兆4,250億円と一国の財政に匹敵する規模をもつ日本の首都東京。都市問題を研究する森記念財団が発表した2016年の世界主要42都市の総合力ランキング(評価項目「経済」「研究・開発」「文化・交流」「居住」「環境」「交通・アクセス」の6分野)では、2008年の調査開始以来はじめて東京はパリを抜き、ロンドン、ニューヨークに次ぐ第3位となりました。2020年の調査においても総合3位を維持しています。
東京の強みとしては、経済分野や研究・開発、生活利便性や都市内交通サービスが挙げられますが、東京2020大会に向けて文化・交流の発展や居住分野の改善、あるいは羽田空港の国際化をはじめとする国際交通のインフラやネットワークの整備なども、順位を押し上げる要因となっています。日本のみならず世界の主要都市であることから、海外に発信していく新しい取組や技術を駆使して、さらに魅力的なまちづくりを目指していきます。