都市整備局/環状第二号線新橋・虎ノ門地区 市街地再開発事業 いま現場で見えるのは、街の景色が変わる、途中の姿。

東京を、
より魅力的な街にするために。

少子・高齢化の進行や国際的な都市間競争の激化など、変化を続ける近年の社会経済情勢。東京都ではこれらに対応すると共に、目指すべき都市像や戦略をまとめた「東京の都市づくりビジョン」に基づいた都市の再生が進められている。都市整備局においても様々な取り組みが実施されており、そのうちの1つが環状第二号線新橋・虎ノ門地区市街地再開発事業である。都心と臨海部を結ぶ環状第二号線と、Ⅰ~Ⅲ街区の3つのエリアから成る再開発エリア。I・Ⅱ街区の再開発ビルは既に完成し、本年3月には環状第二号線の新橋・虎ノ門間が開通。環状第二号線を抱え込む形で建つⅢ街区の再開発ビル(虎ノ門ヒルズ)も本年5月に完成した。環状第二号線の整備と再開発により交通の利便性や防災性が向上。また、東京を代表する景観を備えた地上部道路の整備により、街の景観がよくなるなど東京の魅力がさらに高まることになる。平成26年度末の再開発事業完了を目指して整備が進められている。

ビルも道路も、
ニュースになるほどのスケール。

環状第二号線新橋・虎ノ門地区のシンボルとなる52階建ての超高層ビル(虎ノ門ヒルズ)は、2014年5月末に完成した。最も多い時期には、毎日2000人を超える作業員が働く大規模な工事であった。建築現場で使用された4台あるタワークレーンのうち3台は、東京スカイツリー®の施工で使用されたものと同じものである。環状第二号線の本線である地下トンネル、ビルの直下から新橋方面に伸びる地上部道路は、いずれも2014年3月末に開通した。地上部道路は幅員40mと幅の広い道路で、車道の両脇にある歩道は広い部分で片側約13mである。2014年現在、地上部道路の歩道整備が行われており、先進性と界隈性を兼ね備えた、パリのシャンゼリゼ大通りを彷彿とさせる、人に優しく緑豊かな道を実現するべく、ゆったり歩ける心地よい通りになる予定だ。整備後、街の風景はさらに大きく変わり、話題を集めることになるだろう。

1つの街をつくる。
そのため工程は多い。

都市計画の決定、事業計画の決定、用地買収、建物や道路の施工など、再開発事業は様々な工程を経て進められる。行う業務は多岐にわたり、関わる人の数も多くなる。近隣住民にも大きく関わる事業であるため、その調整や情報発信なども重要な仕事である。例えば管理処分という業務。再開発地区内に土地建物を所有していた権利者が、再開発後のビル内でどれほどの権利を取得できるかを定める業務である。権利者の資産に関わる仕事であり、緻密な作業が求められる。また、開通した道路を中心に、オープンカフェなどの地域のエリアマネジメント活動が始まっており、その活動を支援し、街を活性化していくことも、再開発事業の大切な仕事の1つである。

※掲載内容につきましては、2014年6月時点のものです。