水道局/朝霞浄水場 蛇口をひねると出てくる水は、毎日ここで生まれている。

全国で最大規模の
先進的な浄水場。

オゾン発生器

都民生活と首都東京の活動を支えるために、施設の整備や拡充を行ってきた東京都水道局。安全でおいしい水を供給するだけでなく、環境保全や災害への対策にも力を注いでいる。東京都水道局が有する主な浄水場は11カ所。国内で最も大きく、世界でも有数の規模と内容を誇る水道事業体である。利根川、荒川、多摩川を主な水源とし、朝霞浄水場と東村山浄水場を原水連絡管で結ぶなど、原水の効率的な運用も行っている。朝霞浄水場は、サッカーコート32面分の敷地面積を持ち、東京都の水道水の約1/4をつくっている全国で最大規模の施設能力を有する浄水場。約280万人に水を供給している。また、オゾン処理と生物活性炭吸着処理を組み合わせた高度浄水処理の整備工事が平成25年度に完了し、全量高度浄水処理が可能となるなど、最新の設備が整った浄水場である。

施設内を
常に水が流れている。

原水をきれいな水にするために、浄水場内にはいくつもの設備がある。河川から自然流下で流れてきた原水は、まず「原水ポンプ所」で地下30mの所から汲み上げられ、「着水井」に入って勢いを落ちつかせる。その後「薬品沈殿池」で薬品により凝集した汚れを沈殿させ、さらに「前段ろ過池」で細かい粒子の濁りなどを除去する。その後「オゾン接触池」と「生物活性炭吸着池」で高度浄水処理が行われた後、「後段ろ過池」でわずかに残った濁質を取り除き、消毒用の塩素が注入される。こうした一連の流れを全て行うための最新の設備が朝霞浄水場には揃っており、安定した供給のために日常点検など日々のメンテナンスも入念に行われている。

安全でおいしい水を
つくる仕事。

浄水場で働く職員の仕事は、安全でおいしい水を作り安定的に供給することである。蛇口をひねればいつでも水が出る状態を保つために、浄水場は24時間体制で稼働しており、その仕事は多岐にわたる。例えば中央管理室の水配業務は、朝霞浄水場でどれくらいの水をつくるかを決める仕事。平日と週末、雨の日と晴れの日など、気象や状況によって水の使用量は変化するため、緻密に予測を立てながら水の量を決めていく。また、薬品注入業務は、原水の汚れを固める凝集剤などの薬品の量を決めていく仕事。台風や大雨などで濁度が急激に変化することもあり、原水の濁り具合を見ながら、状況に合わせた正確な判断が求められる。

※掲載内容につきましては、2014年6月時点のものです。